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Beach House in LA


by setsukomatsumoto3
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映画「442」 見た人たちが絶賛!

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・・・・映画みました。
私たち新1世はこの人々のおかげで今の生活が成り立っている事に感謝しなければと思いました。
( Kさん、サンフラナンドバレー在住)

・・・・442今日見てきましたけど、とても良かったですよ。
私は監督が舞台挨拶しているときから最後まで涙がとまりませんでしたけどね。。。
(I さん ロス在住) このつづきは以下へ・・・

とても素晴らしい、よくできた作品です。
ぜひとも全国規模で大々的に公開してほしい作品です。

私は1998-2003年までお付き合いしていた白人男性にインスパイヤーされて戦争、特に第二次世界大戦について興味をもちました。そのなかでも当時からこの442部隊については非常に心を打たれるものがありました。

あのドキュメンタリーの中でも日本人(というか特にセンシティブな日本人)にしかわからない”日本人魂”が2世でもあるのかと、それについてもとっても考えさせられる事がありました。私達人間は23対の染色体を持っていますが、両親から独特のDNAを受け継ぐので人によって種々様々違うわけですけど、この日本人魂のDNAっていうのも環境がかわっても、結局受け継がれているのだなと思いました。だから白人にはできない事が日本人にはできたのだと。もちろん反対もありますが。。

2つほど印象深かったの一つは、白人のサイカイヤトリストがPTSにかかっている白人と442のVETの違いを話しているところですね。最終的に彼は典型的な違いを見つけたわけですが、白人が辛いことばかり言うのに対し2世戦士は良い思いでしか言わないって。

これも集団思考のつよい日本人は団結意識が他の人種よりもあるからなんだと思います。だから少しでも長く知っている人はもう知人ではなくたぶん彼らは無意識の中では自分の兄弟のように思えてるのではないかと思います。特にこんな地獄の環境のなかではね。それに付け加え当時のピュアーな人達の心には家族への思いがひとしきりあってその団欒をいつも求めていたので地獄の中でもその一瞬の楽しい思いが彼らの心にはかなり強く残ったのではないかと思います。

また殆どのVETの方が言ってらっしゃいましたが、いやなことはもうぶり返し思い出したくなかったと。というか男は黙ってサッポロビールじゃないですが、日本男児たるもの弱音を吐くのは恥だというDNAが真の日本人ほどでなくてもやはりしっかりと2世の方に受け継がれていたのではないかと思います。

もう一つは、東條英機でしたっけ?2世の人達にコメントをしたのは。君達はアメリカで生まれたのだから米国に忠誠をつくしなさいと。
日本軍人のきわみを垣間見たわけですが、でもこれも見ようによっては本当に2世の人が浮かばれないというか。米国政府にEnemy Alienとののしられ、日本人でもないといわれ。。
こうもりは自分で選択ができたわけですが、2世の方々は選択の余地もなくどっちにも見放されたわけで、皆さんパールハーバーのあと数十年もこのジレンマの中でいたわけですよね。どれほど辛かっったことかと思いますよ。

もう私は監督が舞台挨拶をされたときから涙が止まらず、最後まで泣いてました。とくにこの東條英機のコメントのあとはかなりきましたけど。。まあ、覚悟の上でしたので、タオルを持っていきましたが。。そのあと、会館を去るときに監督には一言、素晴らしいということだけお伝えしましたが、もう目ははれっぱなしでもっといろいろとお話したかったのですが、それ以上はもう無理でした。

VETの方々も高齢であと10年もしたら生き証人が誰もいなくなってしまわれるのではないかとおもうとこの映画が私達の子孫に残す影響は多大だと思います。

私の連れは白人男性でしたが、どうして2世がこのような映画をつくらなかったのか?と私に聞いてきました。私はこの映画は日本人魂を良く知っている人の観点で作っているから、もしも2世が作ったらまた違う映画となっていたと思うと答えました。2世が製作したほうが良いかどうかは分かりませんが、でも私は日本人としてこの映画は日本人魂がきちんと映し出されていて本当に素晴らしくできていた作品だと思いました。

またこの映画は本当に他のたくさんの人(外国人も含め)にも見てもらいたい映画の一つだと思いました。

最後の一言を言わさせていただきますと、
ぜひとも、来年のアカデミーアワードのドキュメンタリー部門で受賞してほしいと願ってやみません。


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ここから セツコ記

今週土曜日はいよいよ サウスベイ、サンペドロの劇場で上映なので楽しみです。
なんといっても 家から5分です。
それに監督さんが梅干を注文してくださったので それを引き渡すときにお会いできると思いますし。

11時、2時、5時の3回上映します。 当日券13ドルです。

www.442film.com

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「諸君は敵だけでなく偏見とも闘い、勝ったのだ」
        第33代 アメリカ合衆国大統領 ハリー・S・トゥルーマン

442連隊は、主に日系アメリカ人で構成された米軍では特殊な(人種により隔離された)部隊であり、活動期間とその規模においては、米軍史上最も輝かしい活躍をした部隊であった。しかし、同時にこの部隊の死傷率は驚くほど高かった。


是非お友達をお誘いあわせのうえ、お越しください。

松本勢津子

前売りは10ドルですが、もう期日がおそいかも、
お申し込みは 大川としこさんまで メールにて お申し込みください。
funkimono@ca.rr.com

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by setsukomatsumoto3 | 2010-07-27 13:47 | イベント・音楽・コンサート